年寄りのお節介
 2021年(令和3年)年1月/日常の生活
 
管理や監視、罰則など、ドサクサに紛れてルールの改悪にはご注意を!<210127>
 
管理や監視、罰則など、ドサクサに紛れてルールの改悪にはご注意を!
  令和3年1月27日(水曜日)
外出自粛で少々疲れ気味です。
外出自粛は、仕方がありません。私自身が重症化しやすい高齢者だからです。

とは言っても、自粛はストレスが蓄積します。
相撲も終わり、芸人のくだらないテレビ番組にお付き合いする気にもなりません。

でも、退屈です。
外に出ないことがこれほどまでに退屈なのかと・・・

仕方がなくテレビの電源を入れると、国会中継です。
芸人が出る番組よりもさらにくだらない国会中継です。

今は、「緊急事態宣言」の発令中です。
ほとんどの国民は意識して行動を自粛しているのに、政治家は罰則と管理、監視の討論です。

ふと思いました。

どこの国でも統治する側に立つと、地位の維持と保身が始まります。
お隣の国、そしてさらにお隣の国・・・

統治できなくなることを恐れて、国民を管理し、監視し、そして思うようにならないときは罰則です。
統治がうまくいかないときは、さらに厳しい罰則にします。そんなことをしながら、統治を維持しています。

いやいや、お隣の国の話をしている場合ではありません。
熱意を持って自分の言葉で国民に語れない指導者たちには、効果的な統治方法が見つけられないようです。

さらに、国民には「会食をするな!外出を控えろ!」と言いながら、率先して会食などをして燃え盛る油に水を注ぐ政治家たちです。

その政治家が管理や監視、罰則の討論です。
そのような政治家が、管理や監視、罰則のことを国会で議論しているのですから笑ってしまいます。

与党も野党もです。
政治家の自分たちには管理や監視、罰則が及ばないと思っているのでしょうね!


国民は、いい加減にコロナ禍から脱したいと思っています。
ストレスが蓄積して、自分で発散場所を見つけられません。

自殺者が増え、自粛警察が現れ、強盗なども・・・
もちろん犯罪は容認できませんが、・・・

コロナ禍から脱したいと思う多くの国民は「管理や監視、罰則は仕方がない!」と考えるようになります。
国民自身までもが「沈静化させるためには厳罰も仕方がない!」と思うようになります。

これは、ほんとうは危険なことです。
ドサクサに紛れて、どんどん国民を管理や監視するためのルールができます。そして罰則も・・・

「無能な統治者の思うようにはさせない!」
私の切なる願いです。

自分たちの無能さを棚に上げて、管理や監視、罰則を強化したいと考える指導者は、私たちには必要ありません。

私たちが必要とするのは、・・・透明性と公平性をもって、自らが先導する指導者です。

管理や監視、罰則を強化したいと考える指導者たちには、要注意です。
それは、統治能力が低下していることの証です。

そうそう、企業統治も同じようなことが言えます。
管理や監視、罰則で企業を統治しようと考える無能な経営者がいます。

指導者たちが、管理や監視、罰則を話題にするようになったら、その組織は要注意です。
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