飲兵衛アリスの旅日記
 
山陰(島根・鳥取)4泊5日の旅
平成28年10月
 
旅行したい地域の中のひとつに山陰がありました。
その代表的な場所が、出雲大社と松江城です。そして、足立美術館。

4泊5日の山陰の旅が始まります。
 
待ちに待った山陰の旅。

交通機関は、車。
約900キロの旅程です。

圏央道から東名、新東名、伊勢湾岸道、新名神、名神、中国自動車道から米子、そして一部山陰自動車道。有料道路料金は10,000円超し。
何度か休憩をして、おおよそ12時間走りました。出雲に到着です。

出雲大社までは少し離れたホテルに到着。
レストランで出雲名物のそばをいただき、ついでにお酒も・・・。

その後部屋で宴会です。
そして、飲み疲れたのでお休みです。
 
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ホテルで朝食。
母親の車から駅のロータリーで学生を降ろして、また離れて行きます。
送迎の車を見ながらの朝食になりました。

ホテルから車で出雲大社へ!
国道9号線から431号線へ、稲佐の浜に向かう。

稲佐の浜は、神有月(神無月ではない)には八百万の神々を迎える神事が行われるという。
砂浜に出て、弁天島に参拝! 
稲佐浜の弁天島
晩秋の砂浜は静かです!
砂浜を離れ、出雲大社に向かいます。

一旦駐車場を通り過ぎて、また戻ってきて車を停める。
駐車場の場所を見落としてしまったからです。
出雲大社の参道(神門通り)
鳥居をくぐる前に参道(神門通り)のお店を確認。ずっと先が出雲大社です。

朝早かったのか、参道はとても静かでした。
そして、時間とともに観光客、参拝客が増えてきました。

出雲大社は、縁結びの神様です。
出雲大社・大鳥居
珈琲をいただけるお店に入って、甘味もついでにいただく。
大鳥居まで歩いて、また戻ります。
出雲大社・勢溜の大鳥居
さてさて、出雲大社です。
勢溜の大鳥居の前で一礼して境内へ。

この勢溜の大鳥居の少し先の右側に祓社があります。
最初にお参りするところらしいのですが、気が付かなくて行き過ぎてしまいました。

勉強不足だったようです。
出雲大社・参道
参道は、松の根が傷むと言うことらしく、両脇の歩廊を進む。
出雲大社・本殿前
参道を歩き、本殿前の最後の鳥居です。また、鳥居の前で一礼して中へ!
この鳥居は、銅の鳥居と言うらしい。
出雲大社・拝殿
出雲大社の御本殿は大社造りです。
日本最古の神社建築様式です。

御本殿で参拝です。
ここでは二礼四拍手一礼です。
出雲大社・拝殿のしめ縄
拝殿の後ろ側に御本殿があります。
出雲大社・御本殿
通常は、端垣の中(御本殿)には入れません。
回廊越しに見るしかありません。

御本殿正面の八足門でお参り。
ここでも、二礼四拍手一礼です。
出雲大社・御本殿の裏手にある彰古館
出雲大社に伝わる資料を陳列してあるとか。
出雲大社・御本殿
御本殿をひと回りして、神楽殿へ。
出雲大社・神楽殿のしめ縄
観光パンフレットに載っている大きなしめ縄は、この神楽殿のようです。
神楽殿では結婚式も催されるらしい。

やはり、大きい。
出雲大社・遠くに大鳥居が見えます
これで出雲大社とはお別れです。
国道431号線をさらに進みます。宍道湖の北側の国道です。
途中から一畑電車と並行して走ります。

右に宍道湖が見えてきました。
右手に出雲縁結び空港が遠くに見えるはずですが・・。見えません。
 
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一畑薬師(一畑寺)
宍道湖が見え始めたころ、「一畑薬師」の看板が目に入りました。
薬師様だから行ってみよう!これがドライブ旅行のいいところです。

行きたいところに行く。しかも滞在時間は自由。
困るのは、途中でお酒が飲めないことです。

田んぼ道を少し走り、左に折れて山道を登ります。
一畑薬師(一畑寺)は、目のお薬師様で有名らしい。

何日か前、この一畑薬師の階段を登る過酷なマラソンがあったようです。
地元の新聞に載っていました。
一畑薬師(一畑寺)
一畑薬師(一畑寺)
念入りにお参りして、山を下りた。2日目の宿泊は、玉造温泉だ!
宍道湖を一周回ることになるが、これもドライブ旅行の楽しさだ。

途中、道の駅に寄りましたが、観光客があまり来ないのか静かです。
玉造温泉の自慢の電気ポット
宍道湖を一回りして、松江の宍道湖大橋を渡り、宍道湖沿いの道路を走り、到着したのが玉造温泉です。
宿に着きました。車を玄関前の駐車場に停め、チェックイン。

部屋に案内されたとき、若い仲居さんに質問。
「温泉街の中に居酒屋さん的な飲めるお店はあるの?」そのつもりで夕食を予約していません。
地元で、地元のものを食べたいから・・。
仲居さんにいくつか紹介していただきました。

地図をもって、ホテルを出て散策。時間が早いのか、お店はどこも開いていません。
玉造温泉の真ん中を流れる玉湯川の両側には宿が並ぶ、そしてお店も・・・。

でも、関東地方のような温泉街の賑やかさは感じられない。でも、歩く。
少し小雨が降ってきた。傘をさしてお店をさがすのですが開いていません。
 
川沿いを散策。
恋来井戸(湯閼伽の井戸・ゆあかのいど)のところに来た。

エサで恋を寄せる。
いや、鯉を寄せる。

無人のエサ売り場、お金を入れて、エサを恋に向けて投げる。
すると、恋が寄って来る。

そこに女性が二人。「どのようにしてエサを買うの?」と聞いてきた。
「ここにお金を入れて・・・!」
皆で一生懸命恋を寄せる。
 
エサが終わると、恋が少しずつ離れて行く。
恋叶い橋(宮橋)を渡る。

女性の観光客が行き来する。そこに、玉作湯神社が目に入った。願い石(叶い石)があるという。
鳥居の前で一礼。そして、参拝。願い石を見つけて、清め水をかけて祈る。

居酒屋は捨てた!
ホテルの売店で買い物をして、「どじょうすくい」を見て、部屋で宴会です。
飲んだなあ!二日目の部屋宴会です。
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朝起きて、朝食を済ませ、気分一新、今日は足立美術館に向かいます。
足立美術館・日本庭園
玉造温泉の宿を出て、国道432号線を走り足立美術館に向かいます。
途中、山の集落の曲がりくねった狭い道を走ります。

狭いトンネルも・・。
まるで中国山地を横断するかのようです。(オーバーですが・・)

山を下りて、県道と合流です。
県道を少し走ると、待ちに待った足立美術館です。

広い駐車場に車を停めました。観光バスも来ています。
入館料は、ひとり2,200円でした。

始めに日本庭園を見ながら廊下を歩きます。
「雪の日本庭園もいいよ!」という声が聞こえてきます。

「私は、3回目!」などという声も聞こえてきます。
私が今まで見た日本庭園では、最高の部類です。

来て良かった!
違う季節にまた来てみたくなりました。
足立美術館・日本庭園
足立美術館・日本庭園
足立美術館で日本庭園を見ながら廊下を歩きます。
窓の枠が額縁になって日本庭園が見れるところもあります。

写真を3枚撮ったところで、デジカメのバッテリーがありません。
そのため、足立美術館の写真は、この3枚だけです。

「また来てください!」ということでしょうか。
 
次は名画です。
横山大観をはじめ、河合玉堂、上村松園、伊東深水などの日本画。

あまりにも有名なものばかりで、びっくり。
とっても安い入館料でした。
 
すごいものを見て頭がこんがらがっています。

次の宿は松江の市街地にあるホテルです。
県道を松江の市街地に向かいます。

チェックインの時間より少し早くホテルに着きました。
車を停めさせていただいて、松江市街の散策です。

デジカメのバッテリー消耗で、明日撮影することとして、まず国宝松江城。
松江城にも上って殿様気分。

薄暗くなってきたのでホテルに戻って、チェックイン。
部屋に荷物を運ぶ。

ホテルでいただいた居酒屋マップを持ち、街へ。
居酒屋で本日一回目の宴会。

二件目は、たぶん和多見町あたりのおでん屋さん。
どのお店も賑わっていました。

小雨の中、ホテルに戻って、さらに部屋で宴会です。
散策し、お酒も入って、深い眠りに入りました。
 
ホテルで朝食、昼頃まで車を停めさせていただくことをお願いして、チェックアウト。
デジカメの充電もでき、散策準備万端。

松江名物「堀川めぐり」です。
期間限定乗船割引券をいただいて、510円(一日乗船券)でカラコロ広場から乗船。

途中橋の下では、船の屋根を下げて通ります。
大手前広場乗船場で一旦下船して松江城見学です。  
堀川めぐり
国宝・松江城
国宝・松江城
国宝・松江城
国宝・松江城
国宝・松江城
現存するお城のひとつ、国宝・松江城でした。
やはり渋い!
 
松江城の見学を終えて、再度大手前広場乗船場で堀川めぐりに乗船です。
今度は縄手通りに沿って進みます。

そして、乗船したままカラコロ広場に戻ってきました。
ホテルに戻って、フロントでお礼を言って、車に乗り換えです。

ホテルから縄手通りを走り、松江城を一周して国道431号線に出ました。
 
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4泊目の宿は境港ですが、まだ行きたいところがあります。
美保神社と美保関です。

最初の道の駅・本庄で休憩。
ちょっと買い物をして、島伝いに走ろうと中海沿いに南に向かい大海崎橋を渡って大根島へ。

その先、また橋を渡って江島へ。
さて問題の「べた踏み坂」で有名な江島大橋です。

「べた踏み坂」は急勾配の橋で車のコマーシャルなどで登場します。
大きな船が通れるように高い橋です。

「べた踏み坂」は、ご老体の私の車では登れるか心配です。
結果、別の橋から国道431号線に戻ることにしました。

国道431号線とは、境水道大橋でお別れです。
県道を半島の先の方に向かいます。

ここはまだ島根県松江市です。
どんどん進み、右に夫婦岩を見て、さらに進み左に神社です。美保神社に到着です。
美保神社
美保神社
美保神社は、大社造りを二棟並べた「美保造り」で国の重要文化財になっています。
漁業、海運、商売、歌舞音曲の神様として知られるえびす様が祀られているようです。

そうそう、美保神社は、巫女さんの舞が有名らしい。
時間を決めて舞が行われているようです。
出雲大社と両参りすればさらに縁結びのご利益があると言われています。
美保神社
土産物屋の人が、「青石畳通りを歩いてみては!」と言ってくれたので、そのようにしました。

江戸時代、美保関港は一日千隻の出船入船があり、廻船問屋が軒を連ねていたそうです。
青石畳通りは、歴史を感じさせます。
青石畳通り
青石畳通り
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美保神社、青石畳通りから半島の先端に向かいます。
そこには美保関灯台があり、灯台は国の有形文化財に指定されています。
美保関灯台
美保関灯台付近から日本海
沖の御前、地の御前の鳥居
灯台の裏手には沖の御前、地の御前の鳥居があります。
 
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今日の宿は境港です。
美保関灯台を離れ、先ほど来た道を戻ります。

目の上の高いところに大きな橋が見えてきました。
境水道に架かる橋、境水道大橋です。あまりの高さに恐怖感を覚えるほどです。

境港の駅前広場に着きました。
ホテルの駐車場に車を停めて、水木しげるロードを散策です。
水木しげるロード
水木しげるロード
夕方の水木しげるロードは、静かでした。
道の両側には妖怪が並んでいます。

そう言えば、一畑薬師に水木しげるのおばあの原点があると、現地に書いてあったことを思い出した。
水木しげるロード
水木しげるロード
水木しげるロード・街灯
水木しげるロードは、最初2時間ほど歩きました。
福山雅治さんが立ち寄ったというお店のご主人に引き留められ、20分ほど講釈を聞きました。

他のお客様が入って来たので入れ替わりに、お店を出てきました。
地元を愛している雰囲気を感じました。
水木しげるロード・地元のタクシー
水木しげるロード沿いの地元のタクシー。妖怪一色です。
許可を得て撮影です。
 
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ホテルで夕食。境水道を静かに行き来する船を見て、部屋でまた宴会です。
明日は、境港を離れます。約900キロの旅程が待っています。
境港で買ったベニズワイガニ    
松葉ガニ(ズワイガニ)の解禁は11月6日だそうです。
その日まで待つことはできませんので境港でベニズワイガニを買ってきました。

上は、家に持ち帰ってからからの写真です。
ちなみに解禁後の今年の初値は、松葉ガニが130万円、越前ガニは37万円だったそうな!
 
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